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秘密保護法案、63%がノー 広島街頭でシール投票

 特定秘密保護法案に反対する団体「STOP!国家秘密法 広島ネットワーク」は8日、法案の賛否を市民に問う「街頭シール投票」を広島市中区の本通り商店街前で実施した。約1時間で190人が応じ、6割を超す121人が反対の意思を示した。

 通行人に声を掛け、投票ボードの「賛成」「反対」「分からない」のいずれかにシールを貼ってもらった。反対が63・7%を占め、分からない24・7%(47人)、賛成11・6%(22人)だった。

 機密を漏らした公務員たちへの罰則強化を盛り込む法案への関心を高める目的。結果は全国でシール投票を呼び掛けている「秘密保護法全国投票の会」へ送り、集約して政府に届けるという。

 ネットワークの沢田正共同代表は「圧倒的な反対の意思が示された。意見を尊重するよう地元選出国会議員にも働き掛けたい」と話した。(中島大)

(2013年11月9日朝刊掲載)

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