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戦争と平和 絵本で学んで 南区の仁保公民館 25冊並ぶ

 戦争を題材とする国内外の絵本を集めた「平和について考える子どもの本展」が、広島市南区の仁保公民館で開かれている。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、「戦争と平和に関心を持つきっかけにしてほしい」と同公民館が初めて企画した。30日まで。無料。

 さまざまな視点から平和が日常にあることを伝える「へいわってどんなこと?」や、花を奪い合うカエルとネズミを描き、争うことの愚かさを絵だけで表現した「なぜあらそうの?」など計25冊が並ぶ。同公民館の依頼で市立中央図書館(中区)の職員が選び、貸し出しもしている。

 同公民館の浅木美知子館長(51)は「親にとっても、戦争や平和を分かりやすく伝えることは難しい。親子で理解を深めてくれたらうれしい」と話している。午前8時半~午後10時。火曜休館。(前田薫奈)

(2022年6月15日朝刊掲載)

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