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　山口県周南市の周南国際交流児童クラブは、同市の徳山動物園前で、ロシアから軍事侵攻を受けるウクライナを支援する募金活動をした。市内や下松市に住む小中高生計７人が参加し、来園する家族連れたちに協力を呼びかけた。

　参加者はメッセージを手書きした用紙や募金箱を手に「ウクライナの子どもたちへの支援をお願いします」と来園者に明るく声をかけた。集めたお金は３、５月の活動分と合わせ約１９万４千円となり、訪れた県ユニセフ協会（山口市）の担当者に手渡した。

　周南市の岐山小５年田中彩心（あやみ）さん（１１）は「平和の願いが届いてほしい。医療や困っている人のために使ってもらいたい」と話した。同クラブは米軍岩国基地（岩国市）の子どもたちと交流する活動を続けている。（井上龍太郎）

（２０２２年６月１６日朝刊掲載）