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F22複数機 再び岩国基地に

 米空軍のステルス戦闘機F22ラプター10機が15日、岩国市の米軍岩国基地に飛来した。F22は6機が昨春、約1カ月滞在して、周辺の騒音が大幅に増えた。

 市によると、6機が午後5時55分ごろ、4機が午後6時5分ごろ、相次いで降り立った。米ハワイ州パールハーバー・ヒッカム統合基地に所属しているとみられる。防衛省によると、飛来目的は「他の在日米軍の基地の所属部隊との即応性を向上させる訓練」としている。約1カ月間、岩国基地を拠点とするという。

 F22は昨年3月12日~4月12日に基地周辺で演習を繰り返した。70デシベル以上の騒音回数は、3月だけでも2010年の滑走路の沖合移設以降の月別で、最多となった。

(2022年6月16日朝刊掲載)

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