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[G7サミット ヒロシマへ] 広島県警が来月対策課(2023広島サミット)

 2023年に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、広島県警が7月1日付で警備部に「サミット対策課」を新設する方針を固めた。安全で円滑な開催のため、警備体制を整える。

 複数の関係者によると、サミット対策課は警察庁と連携して広島市内のビルに設ける。段階的に体制を強化し、100人規模とする見込み。サミット開催までに警備計画作りや全国の警察部隊の受け入れ準備を進める。

 開催時には最大規模の警備体制を敷き、テロの未然防止や国内外の要人の安全確保、交通規制などをする。閉会後は警備記録誌の編集などをしつつ、体制を縮小するという。

 開会中の県議会定例会に提出した22年度一般会計補正予算案に必要経費5100万円を盛り込んでいる。(河野揚)

(2022年6月17日朝刊掲載)

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