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不参加表明の首相に抗議文 広島県原水協

 オーストリア・ウィーンで21~23日にある核兵器禁止条約の第1回締約国会議を巡り、広島県原水協は17日、オブザーバー参加しないことを表明した岸田文雄首相(広島1区)に抗議文を送った。

 抗議文は、日本政府の不参加について「国民と被爆者の願いを裏切るものだ」と批判。ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領が核兵器の使用を繰り返し示唆し、北朝鮮が核開発を続ける現状に触れ、「核兵器廃絶が今ほど強く求められている時はなく、条約参加国政府との協力は不可欠だ」とした。

(2022年6月18日朝刊掲載)

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