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[G7サミット ヒロシマへ] 関係機関との連絡・調整担当 広島市の推進室始動(2023広島サミット)

 広島市で2023年にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、市は20日、専門部署のG7広島サミット推進室を企画総務局に設置した。担当局長を含め職員11人が広島商工会議所ビル(中区)で、被爆地から平和のメッセージを発信する舞台づくりに向けた業務を進める。

 推進室はビル9階の400平方メートルが職場で、職員は外務省など関係機関との連絡や調整に当たる。また、国内外の報道関係者の宿泊予約センター開設や案内役となるボランティアの募集などの準備をする。7月中に設立する官民のサミット推進協議会(仮称)の事務局を兼ねる。

 外務省に出向経験のある村上慎一郎担当局長は「市民にやって良かったと思われるようにしたい。平和への思いを力強く発信する。県や経済界との連携を円滑にする」と話していた。(川上裕)

(2022年6月21日朝刊掲載)

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