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陸自3曹が訓練中死亡 山口駐屯地所属

 陸上自衛隊第13旅団(広島県海田町)は12日、山口駐屯地(山口市)第17普通科連隊所属の3曹中重敏光さん(25)が真庭市内でのレンジャー訓練中に死亡したと発表した。

 第13旅団によると、中重さんは11日午後3時55分ごろ、真庭市蒜山の山中での訓練中に体調不良を訴えた。担架に乗せられ下山中、意識を失い翌12日、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は調査中という。

 レンジャー訓練は選抜された隊員が参加する特別コース。40キロを超える重装備で山中などで訓練を行う。今回は教官ら8人を含む32人が10日から3日間の日程で実施していた。

 訓練担任官の第8普通科連隊長(米子市)の池田博司1等陸佐は「死亡事故が起き極めて残念。今後、事故発生の原因を究明し対策を確立したい」とのコメントを出した。

(2013年11月13日朝刊掲載)

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