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海や陸で多様な避難体験 島根原発訓練

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)で事故が起きた、との想定で、原発30キロ圏の島根、鳥取県と両県6市は10日、原子力防災訓練を進めた。

 6市の835人は陸路に加え、海上自衛隊の艦船への乗船訓練などさまざまな搬送手段での避難を体験。避難先などでは、放射性物質の付着を調べるスクリーニングを病院の技師や中電社員から受けた。松江市の障害者施設では、入所者役の県職員が陸上自衛隊出雲駐屯地(出雲市)の隊員によって運び出された。

(2013年11月12日朝刊掲載)

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