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核禁条約への批准求め行進 広島県原水協など

 核兵器廃絶や平和を訴える街頭活動「網の目平和行進」が24日、広島市中心部であった。広島県原水協など6団体が主催し、約200人が参加。日本政府の核兵器禁止条約批准やウクライナに侵攻したロシアの撤退を求めた。

 中区の稲荷橋西詰めなど4カ所から平和記念公園を目指し、「核共有より核兵器禁止を」などと記した手旗や横断幕を掲げて約1時間歩いた。新型コロナウイルスの感染予防のため声は全員では上げす、代表者の拡声器の掛け声に合わせてプラカードをたたいた。

 今年で37回目。同公園であった集会では、県原水協の高橋信雄代表理事(83)があいさつ。オーストリア・ウィーンで23日に閉幕した核兵器禁止条約第1回締約国会議に触れ「核兵器をなくす道が大きく開けるよう日本政府に一日も早い条約参加を求め続けよう」と力を込めた。

(2022年6月25日朝刊掲載)

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