米空中給油機先行移転 岩国市長 宜野湾市長と会談
13年11月14日
山口県岩国市の福田良彦市長は１３日、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）から米海兵隊岩国基地へのＫＣ１３０空中給油機の先行移転について、宜野湾市役所で佐喜真淳市長と会談した。佐喜真市長は「目に見える形での負担軽減になる」と、先行移転の実現に期待を示した。
福田市長が基地問題の解決に向けて共に取り組む姿勢を示したことに対し、佐喜真市長は「原点は基地負担の軽減と危険性の除去。そのゴールが一日も早い普天間返還だ」と強調した。福田市長は、街の真ん中に飛行場がある現状を踏まえ「過重な負担がある。互いに市民生活への影響の軽減は大きな責務であり、今後も意見交換をしたい」とした。
福田市長は市庁舎の屋上から、双眼鏡で普天間飛行場の空中給油機を確認。その後、飛行場内も視察した。
会談後、福田市長は「早い段階で沖縄の負担軽減を図りたいという佐喜真市長の思いを重く受け止める」と述べた。今回の沖縄訪問を踏まえ、先行移転を受け入れるかどうかを近く判断する。（野田華奈子）
（２０１３年１１月１４日朝刊掲載）
福田市長が基地問題の解決に向けて共に取り組む姿勢を示したことに対し、佐喜真市長は「原点は基地負担の軽減と危険性の除去。そのゴールが一日も早い普天間返還だ」と強調した。福田市長は、街の真ん中に飛行場がある現状を踏まえ「過重な負担がある。互いに市民生活への影響の軽減は大きな責務であり、今後も意見交換をしたい」とした。
福田市長は市庁舎の屋上から、双眼鏡で普天間飛行場の空中給油機を確認。その後、飛行場内も視察した。
会談後、福田市長は「早い段階で沖縄の負担軽減を図りたいという佐喜真市長の思いを重く受け止める」と述べた。今回の沖縄訪問を踏まえ、先行移転を受け入れるかどうかを近く判断する。（野田華奈子）
（２０１３年１１月１４日朝刊掲載）
