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待ち時間に折り鶴 平和祈る 露・ウクライナ国旗色の折り紙で お好み焼き店・ホテル賛同

 ロシアによるウクライナ侵攻が早く終わるようにとの願いを込めて両国の国旗の色の折り鶴を作ってもらう取り組みを、広島市安佐南区の市民グループが始めた。市内のお好み焼き店などに折り紙を置いている。集まった折り鶴は8月6日の原爆の日をめどに平和記念公園に飾る。

 「待っとる間に鶴折る会・ヒロシマ」が、広島市佐伯区のお好み焼き店OKOじゃ、安佐南区のお好み焼き店はやみ、東区のホテルチューリッヒ東方2001の3カ所の協力を得て進めている。ウクライナ国旗にちなむ黄と水色、ロシア国旗の白、青、赤の5色の紙でお好み焼きが焼き上がるまでの間などに鶴を折ってもらっている。

 同グループの西村真実子さん(48)は「ウクライナ、ロシアに少しでも早く平和が訪れるよう、広島の地から思いをはせてほしい」と参加を呼びかけている。(八百村耕平)

(2022年7月1日朝刊掲載)

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