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仏の大学院生トレグロサさん 本紙で平和インターン 取材に同行 記事を翻訳

 広島市立大に留学中のフランス・レンヌ第2大大学院生、クラリス・トレグロサさん(23)=写真=が6月から週1回、中国新聞ヒロシマ平和メディアセンターに通い「平和インターン」をしています。8月中旬まで、原爆関連の本紙記事をフランス語に翻訳するほか、記者の取材にも同行します。

 専攻は国際ビジネスですが、「被爆地で学びたい」と海外学術交流協定を結ぶ広島市立大への交換留学を志望。同大にとって民間企業でのインターンシップを科目に盛り込んだ留学受け入れは、初のケースです。

 トレグロサさんは日本のアニメが大好き。フランス語に加えてスペイン語と英語が堪能で、日本語でも日常会話ができます。「ヒロシマを知り、平和に関する単語も学ぶ機会」と熱心に活動しています。

(2022年7月4日朝刊掲載)

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