レストハウスに平和の音色 中区 学生ら被爆ピアノ演奏
22年7月3日
平和記念公園(広島市中区)の被爆建物レストハウスで2日、被爆ピアノのコンサートがあった。レストハウスのリニューアル2周年の記念企画の一環で、広島文化学園大(安佐南区)の学生3人が演奏した。
ピアノは19歳で被爆死した河本明子さんの遺品で、「明子さんのピアノ」として常設されている。この日は音楽学科3年の森重詩織さん(20)が、明子さんが好きだったショパンの曲や、映画「魔女の宅急便」のメドレーなど計10曲を披露した。同学年の藤山沙希さん(20)と東比允守(ひいす)さん(20)がフルートの優しい響きで演奏を彩った。
南区のアルバイト杉本智恵美さん(52)は「若くフレッシュな演奏で、明子さんのピアノが喜んでいるようでした」と拍手を送った。
2周年記念企画では、期間限定の甘酒やシャーベットなどを販売。コンサートは9日も午後1時半と3時にある。(明知隼二)
(2022年7月3日朝刊掲載)
ピアノは19歳で被爆死した河本明子さんの遺品で、「明子さんのピアノ」として常設されている。この日は音楽学科3年の森重詩織さん(20)が、明子さんが好きだったショパンの曲や、映画「魔女の宅急便」のメドレーなど計10曲を披露した。同学年の藤山沙希さん(20)と東比允守(ひいす)さん(20)がフルートの優しい響きで演奏を彩った。
南区のアルバイト杉本智恵美さん(52)は「若くフレッシュな演奏で、明子さんのピアノが喜んでいるようでした」と拍手を送った。
2周年記念企画では、期間限定の甘酒やシャーベットなどを販売。コンサートは9日も午後1時半と3時にある。(明知隼二)
(2022年7月3日朝刊掲載)