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ピースグラント2022 ヒロシマ平和創造基金 9団体3個人に助成 被爆体験継承など229万円

 公益財団法人ヒロシマ平和創造基金(理事長・岡畠鉄也中国新聞社社長)は6日、被爆体験継承や平和につながる国内外の事業を支援する「ヒロシマピースグラント2022」の助成対象に、9団体と3個人を選んだと発表した。助成総額は229万3640円。

 選ばれた活動は、被爆体験記を朗読する事業や、被爆体験を基にした絵画制作など。

 ヒロシマピースグラントは広島国際文化財団が1995年に創設し、2013年度に同基金が引き継いだ。通算28回目となる今回は広島、東京、神奈川、滋賀、山口と米国から計27件応募があった。

 助成先は次の通り。(かっこ内は所在地、代表者=敬称略)

 【団体】みんなで伝え合おうヒロシマ・ナガサキ~広島の会(中区、叶真幹)▽EOPEACE実行委員会(中区、富永幸葵)▽広島市立基町高(中区、徳丸憲之)▽被爆三世 これからの私たちはproject(中区、堂畝紘子)▽ヒロシマ・ピース・オーケストラ実行委員会(中区、岡田倫弥)▽小中学生とヒロシマを語りあい隊(安佐南区、平井花奈)▽「原爆ドームとヒロシマ」実行委員会(安佐南区、出山ひさ子)▽ヒロシマ「 」継ぐ展実行委員会(東京都武蔵野市、久保田涼子)▽“Message for Peace from East Asia ”Study Group(米インディアナ州、ハリス田川泉)
 【個人】▽井上泰浩(安佐南区)▽鈴木裕貴(滋賀県栗東市)▽東條梓(米アイダホ州)

(2022年7月7日朝刊掲載)

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