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　三次高の生徒が親から聞いた戦争体験を描いた絵とナレーション入りのスライドフィルムを３５年ぶりに復元したＤＶＤ「語り継ぐ戦争体験」の上映会が２３日、広島県三次市十日市南の十日市きんさいセンターである。県北退職教職員「九条の会」の主催。

　ＤＶＤは１９７４～７６年に美術の授業を選択した生徒３７人が夏休みの宿題として描いた水彩画に、音声を交えて２０分でまとめている。スライドフィルムや音声テープが劣化したため、同市山家町の同校元教諭の中間忠海さん（８３）たち４人が中心となって複製した。

　上映は午後１時１０分から。スライドフィルムの製作に関わった教諭や絵を描いた生徒から当時の体験なども聞く。特定秘密保護法案について寺西環江弁護士の講演もある。参加費３００円。中間さんＴｅｌ０８２４（６３）５９３９。

（２０１３年１１月２１日朝刊掲載）