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[2023広島サミット] 原爆資料館見学「機会設けたい」 外務省事務局長 広島知事と面会

 来年5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、外務省G7広島サミット事務局の北川克郎事務局長は27日、広島県庁に湯崎英彦知事を訪ね、協力を要請した。各国首脳による原爆資料館(中区)の見学について「なるべくそういった機会をつくりたい」と述べた。

 意見交換で、湯崎知事は「世界のリーダーに原爆資料館をしっかり見て、被爆者の話を直接聞いてもらいたい。平和の礎になる」と要望。北川事務局長は「被爆の実相、平和に対する思いを感じてもらえるサミットにしたい」と応じた。

 北川事務局長は26日に広島市に入り、松井一実市長と面会した。2日間かけて会場候補のホテルや原爆資料館、原爆ドーム(中区)を視察した。

(2022年7月28日朝刊掲載)

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