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原爆・平和考えるアニメ 来月2日から上映会 広島ゆかりの監督作など8本

 広島の原爆や平和をテーマにしたアニメーションの上映会が8月2~5日、広島市中区の市映像文化ライブラリーである。原爆を描いた作品や、広島ゆかりの監督作など計8本を日替わりで上映する。

 漫画家の故中沢啓治さん原作の長編アニメ4本を取り上げる。2日に「はだしのゲン」(1983年)、3日に「はだしのゲン2」(86年)、4日に「クロがいた夏」(90年)、5日に「黒い雨にうたれて」(84年)と続く。原爆で消えた日常を描いた前田稔監督の「太陽をなくした日」(2002年)や、比治山大短期大学部准教授の宮崎しずか監督の短編「キドモモドキ」(13年)も上映する。

 8月に広島市で開催される「ひろしま国際平和文化祭」(ひろフェス)の連携事業としてNPO法人広島アニメーションシティなどが主催。各日、2本立てを3回上映する。510円(65歳以上と高校生は250円、小中学生無料)。同ライブラリー☎082(223)3525。(木原由維)

(2022年7月30日朝刊掲載)

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