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　広島市出身のカメラマン三浦憲治さん（７３）＝東京＝が広島の風景や広島出身のアーティストを撮影した写真展「ミウラヒロシマ」が２９日、中区の基町クレドで始まった。８月７日まで。

　１９８２～２０２２年に広島県内で撮影した約３００点を展示。歌手の奥田民生さんたちユニコーンのメンバーをはじめ、歌手の吉川晃司さん、１６年の広島東洋カープの優勝パレードなどの写真が並び、来場者は思い思いに見入っていた。

　三浦さんはレッド・ツェッペリンら著名アーティストの撮影を多数手掛け、ロックカメラマンの草分けといわれる。広島の魅力を伝えようと１４年から東京で写真展を開き、今回初めて広島で開催した。南区の会社員古谷朋子さん（５０）は「被写体が今にも動き出しそう。アーティストのライブの盛り上がりが伝わってくる」と話していた。無料。中国新聞社などの主催。（里田明美）

（２０２２年７月３０日朝刊掲載）