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島根原発2号機 再稼働判断も事前報告へ 鳥取県に中電

 島根原子力発電所2号機の再稼働に向けた安全審査の事前報告を初めて受けた鳥取県は25日、担当者会議を開き、中国電力から申請内容の説明を受けた。中電が再稼働判断をする際にも事前報告などを求めた平井伸治知事に対し、中電は応じる意向を示した。

 幹部のほか、テレビ会議システムで境港市の中村勝治、米子市の野坂康夫両市長も参加。平井知事は県と2市が、中電と交わした安全協定には盛り込んでいない再稼働判断でも、事前の報告と周辺自治体として意見を述べられるよう要望した。島根原子力本部の古林行雄本部長は「立地自治体と同様の対応を取りたい」と述べた。

 安全対策など申請内容の説明を受けて、県や境港市は汚染水流出の万全な対策や、住民への丁寧な説明を求めた。中電側は、対応を検討するとした。(川崎崇史)

(2013年11月26日朝刊掲載)

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