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平和首長会議 拡大に力 仏駐京都総領事が広島訪問

 フランスのシャルル・アンリ・ブロソー駐京都総領事(44)が26日、着任後初めて広島市を訪れ、市役所で松井一実市長と懇談した。核兵器廃絶を訴える平和首長会議の拡大に向け、フランス国内の未加盟都市へ働き掛ける姿勢を示した。

 ブロソー氏は外務省で東南アジア課長などを歴任し、9月に着任。広島日仏協会主催の催しに出席するため広島を訪れた。

 平和首長会議の会長を務める松井市長は、フランスの146都市が加盟していることに感謝し、「私の思いを広めてほしい」と、ことし8月6日の平和記念式典で読み上げた平和宣言のフランス語訳を手渡した。

 5月に発売されたフランス発祥の「ミシュランガイド」の広島版も話題に上り、ブロソー氏は「産業や商業でも広島との交流を深めたい」と話した。(岡田浩平)

(2013年11月27日朝刊掲載)

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