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戦争・平和 広島で特集上映 被爆77年

 原爆投下から77年を迎え、広島県内の各映画館は戦争・平和を伝える特集上映を組んでいる。

 サロンシネマ(広島市中区)は、冷戦下の旧ソ連で実際に起こった虐殺事件を題材にした「親愛なる同志たちへ」(2020年)など3作品を9月上旬まで順次上映。横川シネマ(西区)では今月11日まで、「広島イラン愛と平和の映画祭」(NPO法人モースト主催)と題し、シリア内戦で息子2人を失った母親の姿を描く「アダミアニ 祈りの谷」(21年)など9作品を日替わりで上映する。

 シネマ尾道(尾道市)は「戦争と平和特集」を7月から継続。戦時下の広島や呉を舞台にしたアニメ映画「この世界の片隅に」(16年)、極東国際軍事裁判を扱ったドキュメンタリー「東京裁判」(1983年)を6日に上映する。(木原由維)

(2022年8月6日朝刊掲載)

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