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演奏やダンスでウクライナ支援 廿日市の避難者への寄付募る 山陽女学園中・高 10日 市内で慈善コンサート

 広島県廿日市市佐方本町の山陽女学園中・高等部の四つの部活動によるチャリティーコンサート「SANJO SUMMER SONIC(山女サマーソニック)」が10日午後6時から、同市下平良の文化ホールウッドワンさくらぴあである。入場無料。ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナからの避難者を支援する寄付金を募る。

 吹奏楽部マーチングバンド、カラーガード部、ダンス部、マンドリン部が演奏や踊りを披露する。入り口付近に募金用のたるを置き、寄付者には生徒が手作りしたクッキーを渡す。集まった寄付金は、ウクライナから市内に避難してきた2人が暮らす世帯に贈る。

 同校は西日本豪雨があった2018年から毎年チャリティーコンサートを開いている。高等部3年でダンス部の江本涼花(すずか)部長(18)は「苦しい思いをしてきたと思う。元気を与えられる演奏をしたい」と意気込んでいる。(八百村耕平)

(2022年8月6日朝刊掲載)

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