島根県松江で350人抗議デモ 島根原発の安全審査了解要請
13年12月2日
中国電力の島根原子力発電所(松江市鹿島町)2号機の再稼働に向けた安全審査の事前了解要請に対し、市民団体「平和フォーラムしまね」(杉谷肇代表)は29日、松江市内で抗議デモをした。
約350人が同市役所前の末次公園(同市末次町)に集まり、中電の事前了解要請を「再稼働に向けて強引に手続きを進めようとしている」とする宣言を採択。その後、中電島根支社前を通り、県庁までの約2キロをデモ行進した。
集会では、26日に衆議院を通過した特定秘密保護法案を「秘密の内容を政府が決め、恣意(しい)的な運用を許す」として抗議する宣言も採択された。参加した無職芦原正文さん(64)=同市=は「未来の子どもたちのことを考えれば、再稼働を許すわけにはいかない」と話していた。(秋吉正哉)
(2013年11月30日朝刊掲載)
約350人が同市役所前の末次公園(同市末次町)に集まり、中電の事前了解要請を「再稼働に向けて強引に手続きを進めようとしている」とする宣言を採択。その後、中電島根支社前を通り、県庁までの約2キロをデモ行進した。
集会では、26日に衆議院を通過した特定秘密保護法案を「秘密の内容を政府が決め、恣意(しい)的な運用を許す」として抗議する宣言も採択された。参加した無職芦原正文さん(64)=同市=は「未来の子どもたちのことを考えれば、再稼働を許すわけにはいかない」と話していた。(秋吉正哉)
(2013年11月30日朝刊掲載)