「大きな落ち度見えなかった」 松江市長が島根2号機視察
13年12月2日
島根県松江市の松浦正敬市長は29日、中国電力島根原子力発電所を視察した。中電が21日に2号機の安全審査の事前了解を市に求めたのを受け、同原発の安全対策が原発新規制基準に適合しているかどうかを確認し、安全審査提出の是非を判断するのが目的。
市議や市職員計31人も同行。同原発の岩崎昭正所長の案内で、免震重要棟や、緊急時に原子炉格納容器の圧力を下げるフィルター付きベント設備の工事現場などを視察した。
視察後、松浦市長は「大きな落ち度があるようには見えなかった。市議会や(市の)安全対策協議会の意見を踏まえて判断したい」と語った。
2014年度に導入予定だったプルサーマルについて、市長に対応した中電の清水希茂副社長は「再稼働が最重要課題。(プルサーマル)導入の時期はあらためて判断したい」と述べた。
(2013年11月30日朝刊掲載)
市議や市職員計31人も同行。同原発の岩崎昭正所長の案内で、免震重要棟や、緊急時に原子炉格納容器の圧力を下げるフィルター付きベント設備の工事現場などを視察した。
視察後、松浦市長は「大きな落ち度があるようには見えなかった。市議会や(市の)安全対策協議会の意見を踏まえて判断したい」と語った。
2014年度に導入予定だったプルサーマルについて、市長に対応した中電の清水希茂副社長は「再稼働が最重要課題。(プルサーマル)導入の時期はあらためて判断したい」と述べた。
(2013年11月30日朝刊掲載)