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ひろフェス 指揮者ら式典参列 ヒロシマ 「音色で伝える」

 「ひろしま国際平和文化祭」(ひろフェス)に参加する国内外の指揮者や作家たち計15人が6日、広島市中区の平和記念公園を訪れた。式典に参加後、原爆ドームなどを巡り、ヒロシマの思いを学んだ。

 日本をはじめ、フランス、イラン、ベネズエラ、台湾の5カ国・地域から集まった指揮者コンクールの参加者とアニメ創作家たち。式典終了後、通訳ボランティアの案内で被爆建物のレストハウスを訪問し、世界的なピアニストらが演奏した被爆ピアノなどを見て回った。

 台湾出身の指揮者ゾウ・ジャーホンさん(33)は「焼け野原から美しい街へと生まれ変わった広島を伝える一員になりたい。舞台で奏でる音色で表現する」と誓っていた。(木原由維)

(2022年8月7日朝刊掲載)

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