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原発の再稼働 推進姿勢強調 広島で石破幹事長

 自民党の石破茂幹事長は30日、原発の再稼働について「安全・安心を確認できた原発は動かさなければならない」と述べ、政府の原子力規制委員会の安全審査をクリアすることを前提に推進する考えを強調した。広島市中区での講演で語った。

 石破氏は、中国電力が再稼働を目指す島根原発2号機(松江市鹿島町)にも触れ、コスト面での原発の優位性を説明。風力や太陽光などの発電は「不安定でコストが高い」とし、「これらを普及させていくには、原発を動かして経済力を回復させることも必要だ」と述べた。

 講演は、同党広島県連の政治資金パーティーに先立って開催。パーティーには県連会長の岸田文雄外相や小野寺五典防衛相たち閣僚4人も出席した。

(2013年12月1日朝刊掲載)

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