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広島街並み変遷 写真で振り返る 中区で企画展14日まで

 広島市中心部の街並みの移り変わりを写真で振り返る企画展「かさなる広島」が9日、中区袋町の合人社ウェンディひと・まちプラザで始まった。14日まで。

 いまの本通り商店街や金座街に当たる「西国街道」沿いを中心に、戦前から平成にかけての写真約100点を地区別に展示。アーケードのなかった戦前の本通りや戦後復興期の商店街の祭りなど、貴重なカットの数々が目を引く。

 被爆前から連綿と続く広島の歴史を知ってもらおうと、市民有志の「まちなか西国街道推進協議会」と市が初めて企画。会場を訪れた南区の主婦越智直子さん(64)は「被爆から数年で活気が戻った商店街の写真に広島の底力を感じた」と見入っていた。

 入場無料。10、12日は午後1~8時。11、13、14日は午前10時~午後5時。(馬場洋太)

(2022年8月10日朝刊掲載)

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