戦没者悼み 住民が清掃 呉の長迫公園
22年8月15日
海軍関係の戦没者の慰霊碑や墓碑が並ぶ広島県呉市上長迫町の長迫公園(旧呉海軍墓地)で、お盆を迎えるのに合わせた住民たちによる清掃活動があった。
地元の第4地区社会福祉協議会が12日に催し、早朝から子どもやお年寄り約50人が参加した。開始前、戦没者の冥福を祈って黙とう。ほうきやちりとりを手に約1時間、落ち葉やごみを掃き集めた。
同協議会の小林冨子会長(78)は「ロシアによるウクライナ侵攻で、おんぶをされて逃げる幼子の映像を見た。呉空襲の時、同じように避難した私と重なった」と語り、墓地に眠る人々に手を合わせた。
(2022年8月15日朝刊掲載)
地元の第4地区社会福祉協議会が12日に催し、早朝から子どもやお年寄り約50人が参加した。開始前、戦没者の冥福を祈って黙とう。ほうきやちりとりを手に約1時間、落ち葉やごみを掃き集めた。
同協議会の小林冨子会長(78)は「ロシアによるウクライナ侵攻で、おんぶをされて逃げる幼子の映像を見た。呉空襲の時、同じように避難した私と重なった」と語り、墓地に眠る人々に手を合わせた。
(2022年8月15日朝刊掲載)