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岩国基地所属 艦載機が帰還 通常より2、3カ月早く

 米軍岩国基地(岩国市)に17日、空母ロナルド・レーガンとともに洋上展開していた同基地所属の艦載機が相次いで着陸した。5月に岩国を離れて以来、通常より2、3カ月早い約3カ月ぶりの帰還で、国や市が確認を急いでいる。

 この日の午前9時前からFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機が次々と姿を見せた。約60機あるうちの大半が夕方までに着陸したとみられる。格納庫前では隊員を出迎える家族たちの姿もあった。

 2018年3月に岩国への移転を完了した艦載機は通常、5月に岩国を離れ、空母と洋上での任務や訓練をし、約半年後に帰還する。今回の艦載機の動きについて、中国四国防衛局は「今後の米軍の運用について回答は得られていない」としている。

(2022年8月18日朝刊掲載)

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