副知事 国回答を評価 山口県議会 空中給油機 先行移転
13年12月3日
山口県の藤部秀則副知事は2日、KC130空中給油機の先行移転をめぐる中国四国防衛局の回答について「疑問点について一定の整理ができた」と評価する考えを示した。山口県議会代表質問で答えた。
県は11月18日、岩国市の米海兵隊岩国基地に移る給油機の機数が12機から15機に増えることによる騒音の変化など9項目を照会。防衛局は27日、「騒音にはほとんど変化はないと推定される」などと文書で回答していた。
一方で、政府が求める来年6~9月の移転については「前提となる米軍普天間飛行場が全面返還されるとの条件が整ったとはいえない」とあらためて表明。「県議会の意見を踏まえ、地元の意向を尊重するという基本姿勢の下、政府の対応を見極めて判断したい」とした。(村田拓也)
(2013年12月3日朝刊掲載)
県は11月18日、岩国市の米海兵隊岩国基地に移る給油機の機数が12機から15機に増えることによる騒音の変化など9項目を照会。防衛局は27日、「騒音にはほとんど変化はないと推定される」などと文書で回答していた。
一方で、政府が求める来年6~9月の移転については「前提となる米軍普天間飛行場が全面返還されるとの条件が整ったとはいえない」とあらためて表明。「県議会の意見を踏まえ、地元の意向を尊重するという基本姿勢の下、政府の対応を見極めて判断したい」とした。(村田拓也)
(2013年12月3日朝刊掲載)