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秘密保護法案 6日反対集会 広島弁護士会

 広島弁護士会(小野裕伸会長)は6日、特定秘密保護法案に反対する緊急市民集会を広島市中区の原爆ドーム前で開く。法案をめぐる同弁護士会主催の市民集会は、衆院通過前の11月19日に続いて2回目。

 午後6時から約30分間の予定。山田延広弁護士が法案の問題点などについて解説し、市民団体の代表たちが法案への反対意見を表明する。国会は6日が会期末のため、参院で可決された場合、同法の廃止や適用の制限を訴える。

 小野会長は3日、中区の広島弁護士会館で記者会見。「法案は重罰主義でプライバシーを強く侵害する。国会で民主的な議論を尽くさずに進めようとしており、国民主権に反する」と強調した。

 6日は集会後、市民団体「STOP!国家秘密法 広島ネットワーク」が主催するデモ行進もある。原爆ドーム前を発着点に、相生通りや本通り商店街を巡り、廃案か同法の廃止を訴える。集会、デモ行進ともに事前申し込みは不要。(根石大輔)

(2013年12月4日朝刊掲載)

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