緊急時車両通過 米軍住宅で訓練 岩国地区消防
22年8月26日
岩国地区消防組合は25日、大規模災害が起きた場合に備え、緊急車両が岩国市愛宕町の米軍住宅「アタゴヒルズ」を通り抜ける訓練をした。緊急時に住宅内を通行できる協定を米軍岩国基地と昨年3月に結んでおり、訓練は2回目。
大雨のため周辺の県道が浸水して通れなくなった想定で、消防車と救急車各1台と隊員15人、基地側も憲兵隊などの15人が参加した。消防組合の通信指令課が基地の緊急連絡センターに通過時間を連絡した後、消防車と救急車が南門から入り、北門まで1・2キロを通り抜けた。
連絡の手続きが昨年より簡略化され、スムーズに門を通過できたという。冨岡英文消防長は「人命救助に国境はない。少なくとも年1回は訓練を重ね、いざというときに備えたい」と話していた。
(2022年8月26日朝刊掲載)
大雨のため周辺の県道が浸水して通れなくなった想定で、消防車と救急車各1台と隊員15人、基地側も憲兵隊などの15人が参加した。消防組合の通信指令課が基地の緊急連絡センターに通過時間を連絡した後、消防車と救急車が南門から入り、北門まで1・2キロを通り抜けた。
連絡の手続きが昨年より簡略化され、スムーズに門を通過できたという。冨岡英文消防長は「人命救助に国境はない。少なくとも年1回は訓練を重ね、いざというときに備えたい」と話していた。
(2022年8月26日朝刊掲載)