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ミニボートですいすい 元安川・本川 子どもたち操縦体験

 広島市中区の元安川と本川で28日、子どもたちがミニボートの操縦を体験するイベントがあった。クルーズ船の運航などを手がけるティーズカンパニー(佐伯区)が企画し、親子連れ約30人が楽しんだ。

 原爆ドーム対岸の元安川護岸で、操縦免許が要らないエンジン付きゴムボートに1組ずつ乗船。北へ約1キロの地点との間を約30分かけて往復した。子どもたちは同社インストラクターの手ほどきでハンドルを回して加速したり、進路を変えたり。古くから船着き場として利用されている雁木(がんぎ)の説明を受けるなど、地元の歴史にも触れた。

 親子4人で参加した安佐南区の緑井小6年松本妃由(ひより)さん(11)は「操縦は難しかった。ボートから周りを見ると、いつもと違う景色に見えた」と喜んでいた。同社のボート操縦体験イベントは3回目。(河野揚)

(2022年8月29日朝刊掲載)

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