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雲南市議会で安全対策説明 再稼働へ中電 島根原発

 中国電力は5日、島根原子力発電所2号機の再稼働に向け、原子力規制委員会に申請する安全審査の概要を、島根県雲南市議会の全員協議会で説明した。全市議22人が出席した。

 島根原子力本部の古林行雄本部長たちが、新規制基準の内容や安全審査の流れに加え、防波壁やフィルター付きベントなど島根原発の安全対策について説明した。

 市議からは「原発の立地自治体並みの安全協定を結ぶのが、原発30キロ圏の自治体への誠意ある態度ではないか」などの意見が出た。古林本部長は「(申請に向けた説明など)立地自治体並みの対応をする中で引き続き協議したい」とした。

(2013年12月6日朝刊掲載)

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