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[2023広島サミット] ロゴ審査委 初会合 こうの史代さんら出席

 広島市で来年5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)のロゴマークの審査委員たちが31日、首相官邸で初会合を開いた。「この世界の片隅に」で知られる漫画家こうの史代さんや美大教授、広島県知事、広島市長ら11人が就任。年内に決定する。

 「G7」と開催年「2023」の文字を両方盛り込み、日本らしいデザインを13日まで一般公募している。委員らの審査を経て、岸田文雄首相が最終決定する。広島市西区出身のこうのさんは初会合で「故郷の晴れ舞台を応援したい」とあいさつした。

 ロゴマークは会場を飾るバナーやポスター、ピンバッジなど幅広い場面での使用が想定される。「ヒロシマ・アピールズ」の2022年版ポスターを手がけたクリエーティブディレクターの佐藤可士和さんが座長に就任。「日本の魅力を発信できるインパクトのあるものを選びたい」と報道陣に話した。

 広島県庁からオンライン出席した湯崎英彦知事は会合後、「広島が想起され、印象に残るデザインになるといい」と期待を寄せた。(口元惇矢、河野揚)

(2022年9月1日朝刊掲載)

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