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原爆ドーム周辺 樹木手入れ感謝 広島市が表彰

 広島市は5日、ことしの8月6日の原爆の日を前に、原爆ドーム(中区)の芝生や周りの樹木をボランティアで手入れした市造園建設業協会(西区)に感謝状を贈った。

 石川一司会長たち6人が市役所を訪れ、松井一実市長から感謝状を受け取った。松井市長は「原爆で多くの命が失われた地が、今は緑が美しい憩いの場となっている。今後も続けてほしい」と要請。石川会長は「世界中の人の心が癒やされる、きれいな広島の印象を広めたい」と応じた。

 市内45業者が加盟する同協会は2011年度から、毎年8月6日を前に奉仕を続ける。ことしは6月10日、約30人がドーム内の芝刈りや草抜き、周辺の植栽の剪定(せんてい)に参加した。

(2013年12月6日朝刊掲載)

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