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[2023広島サミット] G7で「折りばら」体験提案 ウェブ会談 福山市長が広島知事に

 広島県の湯崎英彦知事と福山市の枝広直幹市長が1日、ウェブで会談した。来年5月に広島市であるG7サミットを巡り、枝広市長は戦後復興の象徴として市に根付いたバラの飾り付けや「折りばら」の体験を提案した。

 枝広市長はG7サミットで、2025年に福山市内である世界バラ会議福山大会をアピールしたいと意気込んだ。会場などにバラを飾り付け、各首脳の配偶者が集う場に市内の中高生との「折りばら」の体験を取り入れてほしいと提案した。

 湯崎知事は福山大会を「平和の意義や大切さを世界に訴えていく意味でG7サミットと共通する」と強調。提案があった取り組みについては「大会の盛り上げにもつながるよう、外務省への提案などに生かしたい」と述べた。

 湯崎知事と枝広市長のトップ会談は12回目。この日は、市が県東部で初めて整備する科学館の規模や設備の検討に向けた連携なども確認した。(門戸隆彦)

(2022年9月2日朝刊掲載)

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