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安全審査要請で質問状 島根原発再稼働 市民団体、知事に

 島根県内23団体でつくる「原発ゼロをめざす島根の会」(共同代表・舟木健治しまね労連議長ほか)は6日、中国電力島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町)の再稼働に向けた安全審査の事前了解要請について、溝口善兵衛知事に対し公開質問状を提出した。

 舟木代表が県庁で原子力安全対策課職員に手渡した。質問は、原発事故時の住民の被曝(ひばく)量や放射能汚染の予測▽島根原発の放射性廃棄物の保管場所▽事故に備えた現在の避難計画で逃げ遅れる人数と、全員が安全迅速に退避できる計画の策定時期―の3点。

 県議会閉会(13日)までに知事の考えを明らかにする必要があるとし、12日までの文書回答を求めている。

 同会は松江市にも近く公開質問状を提出する予定。(秋吉正哉)

(2013年12月7日朝刊掲載)

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