旧統一教会関連団体の情報 広島市 サイトから削除
22年9月12日
広島市が市のウェブサイトに宗教法人「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の関連団体を掲載していた問題で、市が同団体の情報を削除していたことが9日、分かった。市は、新たに判明した別の関連団体の情報についても取り消しを協議している。
削除したのは、市が管理・運営する「ひろしま情報a―ネット」に掲載していた関連団体「世界平和青年学生連合 西広島連合会」(中区)。市民団体としてボランティア清掃の写真や会費などの入会条件を載せていた。8月25日に団体側から要請を受け、削除したという。
また、別の関連団体「世界平和女性連合広島県連合会」(西区)も同サイトで紹介していた。市民活動推進課は「団体の了承が得られたら削除する方向で調整したい」と説明している。
旧統一教会の関連団体を巡っては、松井一実市長が今月2日の記者会見で「市民の不信や疑念を招かないよう団体との関係を持つべきではない」と表明。今後、団体側からの寄付受領や、サイト掲載をしない考えを示していた。(和多正憲)
(2022年9月10日朝刊掲載)
削除したのは、市が管理・運営する「ひろしま情報a―ネット」に掲載していた関連団体「世界平和青年学生連合 西広島連合会」(中区)。市民団体としてボランティア清掃の写真や会費などの入会条件を載せていた。8月25日に団体側から要請を受け、削除したという。
また、別の関連団体「世界平和女性連合広島県連合会」(西区)も同サイトで紹介していた。市民活動推進課は「団体の了承が得られたら削除する方向で調整したい」と説明している。
旧統一教会の関連団体を巡っては、松井一実市長が今月2日の記者会見で「市民の不信や疑念を招かないよう団体との関係を持つべきではない」と表明。今後、団体側からの寄付受領や、サイト掲載をしない考えを示していた。(和多正憲)
(2022年9月10日朝刊掲載)