シンガポール生徒をおもてなし 袋町小で平和交流
13年12月10日
広島市中区の袋町小の児童が9日、校内の平和資料館でシンガポールのリージェント中の生徒32人を案内し、原爆の悲惨さや平和の尊さを伝えた。市のおもてなし市民交流プログラムの一環。
生徒はリージェント中のブラスバンド部員で、音楽交流のため広島を訪問。袋町小の6年生33人が英語を交え、被爆直後に被爆者たちが安否を知らせるため記した伝言が残る旧校舎の壁や、爆風でガラスが吹き飛んだドアなどを説明した。
リージェント中1年のシン・ハオ君(13)は「帰国したら核兵器は絶対にいけないと友人に伝える」。袋町小6年の後亜希穂さん(12)は「原爆の恐ろしさを伝えられた」と話した。
リージェント中の生徒は安芸高田市の招きで来日。9日は中区の吉島中で演奏会を開いた。安芸高田市でホームステイをした後、15日に帰国する。(新山京子)
(2013年12月10日朝刊掲載)
生徒はリージェント中のブラスバンド部員で、音楽交流のため広島を訪問。袋町小の6年生33人が英語を交え、被爆直後に被爆者たちが安否を知らせるため記した伝言が残る旧校舎の壁や、爆風でガラスが吹き飛んだドアなどを説明した。
リージェント中1年のシン・ハオ君(13)は「帰国したら核兵器は絶対にいけないと友人に伝える」。袋町小6年の後亜希穂さん(12)は「原爆の恐ろしさを伝えられた」と話した。
リージェント中の生徒は安芸高田市の招きで来日。9日は中区の吉島中で演奏会を開いた。安芸高田市でホームステイをした後、15日に帰国する。(新山京子)
(2013年12月10日朝刊掲載)