［２０２３広島サミット］ 平和発信へ推進課新設 県民会議 イベント・セミナー検討
22年9月22日
来年５月に広島市である先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）に向け、広島県内の官民でつくる広島サミット県民会議は、平和発信などの事業を担う平和プロジェクト推進課を事務局内に新設した。被爆地の願いを国内外に広めるため、イベントなどを仕掛ける。
推進課は、県民会議の主要５事業のうち、平和の発信▽ポストサミットを見据えた若者の参画―に力を入れる。具体策として平和をテーマにした事前イベント、海外メディアに被爆の実態や復興の歩みを伝えるセミナー、インターネットを通じた発信などを検討している。若者の関心を高めるため、国際交流プログラムなども企画する。
職員３人で始動した。いずれも市職員で、平和推進や国際交流の業務に携わり、外務省に出向した経験があるという。森岡庸介課長は「ヒロシマの心を発信する絶好の機会。核兵器のない世界の実現に向けた機運を高めるために知恵を絞りたい」と意気込んでいる。（田中美千子）
（２０２２年９月２２日朝刊掲載）
推進課は、県民会議の主要５事業のうち、平和の発信▽ポストサミットを見据えた若者の参画―に力を入れる。具体策として平和をテーマにした事前イベント、海外メディアに被爆の実態や復興の歩みを伝えるセミナー、インターネットを通じた発信などを検討している。若者の関心を高めるため、国際交流プログラムなども企画する。
職員３人で始動した。いずれも市職員で、平和推進や国際交流の業務に携わり、外務省に出向した経験があるという。森岡庸介課長は「ヒロシマの心を発信する絶好の機会。核兵器のない世界の実現に向けた機運を高めるために知恵を絞りたい」と意気込んでいる。（田中美千子）
（２０２２年９月２２日朝刊掲載）
