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原発審査で住民説明会 島根県3市 安来14日・出雲15日・雲南18日

 中国電力が島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町)の再稼働に向け年内の申請を目指す安全審査について、原発30キロ圏の出雲、雲南、安来の3市は10日、住民説明会を開くと発表した。3市が島根原発の再稼働手続きに関し、住民向け説明会を開くのは初めて。

 3市とも申請の是非を県に伝える前に、住民の意見を参考にする考え。中電に出席を求め、申請書類に盛り込んだ安全工事の内容を説明してもらう。

 説明会は、安来市が14日午後6時~7時半に安来町の安来中央交流センター(定員200人)▽出雲市が15日午後2~4時に今市町の市役所1階ホール(同300人)▽雲南市が18日午後7~9時に木次町のチェリヴァホール(同465人)。いずれも無料で、申し込みは不要。

 原発が立地する県と松江市は3、7日にそれぞれ、住民団体代表たちを対象に安全対策協議会を開き中電の説明を受けた。ともに「あらためての説明会は開かない」としている。(樋口浩二)

(2013年12月11日朝刊掲載)

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