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島根原発安全審査 米子・境港市長 申請を容認へ

 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)30キロ圏の鳥取県の平井伸治知事と米子市の野坂康夫、境港市の中村勝治両市長は11日、2号機の再稼働に向けた安全審査申請への対応を、テレビ会議で協議した。両市長は容認する方針を示した。

 県と両市は、申請への事前了解を求められている島根県を通じ、中電に意見を伝える。両市長から、申請を容認する前提として、立地自治体並みの対応を中電に要求すべきだとの意見が出た。また、中村市長は漁業への影響を懸念し、汚染水対策の徹底も求めた。

 平井知事は両市の意見も踏まえ、12日にある県議会全員協議会での議論を経て、県としての意見をまとめる。

(2013年12月12日朝刊掲載)

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