ケネディ大使と面会へ 16日に松井市長 広島再訪を要請
13年12月12日
広島市の松井一実市長は11日、16日に東京の米国大使館にキャロライン・ケネディ駐日大使を訪ね、早期の広島訪問を要請することを明らかにした。長崎市の田上富久市長も同行し、オバマ大統領が被爆地を訪れるよう、協力を求める。
広島市は11月15日の着任前から面会を申し入れていた。日程が調整できたことから、松井市長が11日の市議会一般質問に答えて報告した。
松井市長は答弁で、大使の父であるケネディ元大統領が部分的核実験禁止条約の調印に取り組んだ功績をたたえ、「大統領の遺志を受け継ぐ大使は日米両国の新たな懸け橋。オバマ大統領の被爆地訪問に尽力いただきたい」と期待を示した。
大使は20歳の大学生だった1978年に広島市を訪れて原爆資料館(現中区)を見学し、被爆者とも交流した。大使就任後、再訪の意向を示している。(岡田浩平)
(2013年12月12日朝刊掲載)
広島市は11月15日の着任前から面会を申し入れていた。日程が調整できたことから、松井市長が11日の市議会一般質問に答えて報告した。
松井市長は答弁で、大使の父であるケネディ元大統領が部分的核実験禁止条約の調印に取り組んだ功績をたたえ、「大統領の遺志を受け継ぐ大使は日米両国の新たな懸け橋。オバマ大統領の被爆地訪問に尽力いただきたい」と期待を示した。
大使は20歳の大学生だった1978年に広島市を訪れて原爆資料館(現中区)を見学し、被爆者とも交流した。大使就任後、再訪の意向を示している。(岡田浩平)
(2013年12月12日朝刊掲載)