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給油機移転容認 岩国市長判断 「尊重」を表明 山口県和木・周防大島町長

 KC130空中給油機の先行移転問題で、山口県和木町の米本正明町長と周防大島町の椎木巧町長は11日、政府方針を受け入れる考えを表明した岩国市の福田良彦市長の判断を尊重する考えを示した。

 両町長ともこの日の町議会全員協議会でそれぞれ表明した。

 米本町長は「福田市長の意向と沖縄の現状を踏まえ、泣く泣くではあるが(給油機の)受け入れに歩調を合わせる」とし、「住民の安心安全や騒音への対策に関して国に要望したい」と述べた。

 椎木町長は「岩国市長の総合的な判断であり、尊重する方向で対応したい」とした。その上で、給油機受け入れについて「国には(岩国市だけでなく)周辺市町の意見も聞いてほしい」と求めた。

 両町長は14日に福田市長と面会し、この問題に関して意見を交わす見通し。(久行大輝、堀晋也)

(2013年12月12日朝刊掲載)

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