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平和首長会議 歓迎のバナー 平和大通り沿い 中区で19・20日総会

 核兵器廃絶や恒久平和を目指す世界約8200都市でつくる平和首長会議(会長・松井一実広島市長)は、広島市中区で19、20日に開く総会をPRするバナーを平和大通り沿いの会場周辺に掲げた。9年ぶりの広島開催へ、機運を盛り上げる。

 バナーは白と緑色を基調にした縦250センチ、横80センチ。ハトをモチーフにした首長会議のロゴや原爆ドームのイラストを配し、総会の会期や設立40年の節目をアピールしている。会場の広島国際会議場周辺の街路灯8本に、日本語版と英語版を各1枚掲示。市中心部の懸垂幕やデジタルサイネージ(電子看板)でも、同様の内容を発信する。

 総会は首長会議と市が主催。19日は被爆者の証言や加盟都市による活動事例の発表を予定。20日は「平和文化の振興」をテーマにした講演や討論があり、元国連事務次長のアンワルル・チョウドリー氏が登壇する。両日とも先着100人の入場を受け付ける。無料で、事前の申し込みは不要。(小林可奈)

(2022年10月1日朝刊掲載)

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