戦争体験取材し発表 口田中１年生 地域のお年寄りに
13年12月13日
広島市安佐北区の口田中１年生が、地域のお年寄りたちに戦時中の暮らしや体験を取材した。１２日に同中で発表会を開き、平和の大切さを学んだ。
生徒２９３人が５４グループに分かれ、体育館などに設けた計９ブースで発表した。被爆者を介護したり、特攻隊員に志願したりした体験などをイラストや文章でまとめた画用紙を掲げ、読み上げた。団地造成による野生動物の減少を指摘したグループもあった。
２００１年から毎年開催。今回は地元のお年寄り２７人と近くの福祉施設の利用者たちが取材に協力。１３人は発表会にも訪れた。
鹿瀬優里さん（１２）＝同区落合＝は「地元の歴史や文化をもっと勉強したい」。取材を受けた岡寺博さん（８４）＝同区口田南＝は「郷土愛が深まるきっかけになれば」と期待していた。（中川雅晴）
（２０１３年１２月１３日朝刊掲載）
生徒２９３人が５４グループに分かれ、体育館などに設けた計９ブースで発表した。被爆者を介護したり、特攻隊員に志願したりした体験などをイラストや文章でまとめた画用紙を掲げ、読み上げた。団地造成による野生動物の減少を指摘したグループもあった。
２００１年から毎年開催。今回は地元のお年寄り２７人と近くの福祉施設の利用者たちが取材に協力。１３人は発表会にも訪れた。
鹿瀬優里さん（１２）＝同区落合＝は「地元の歴史や文化をもっと勉強したい」。取材を受けた岡寺博さん（８４）＝同区口田南＝は「郷土愛が深まるきっかけになれば」と期待していた。（中川雅晴）
（２０１３年１２月１３日朝刊掲載）
