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神田山荘500万人突破 広島市東区 被爆者癒やし40年

 広島市原爆被爆者協議会が運営する東区牛田新町の保養施設「神田山荘」の利用者が14日、開設40周年で通算500万人に達し、現地で記念のセレモニーがあった。

 節目を飾ったのは、午前11時ごろ温泉施設を訪れた下中義之さん(79)=東区。奥田雅夫所長から花束と同施設の宿泊券を受け取った。被爆者でもある下中さんは「週6日は利用する。顔見知りが多く、これからも通いたい」と喜んでいた。

 同施設は1973年、被爆者の療養目的に市が開設した。温泉や宿泊施設は誰でも利用でき、ピークの99年度は約17万4千人が利用。昨年度は約11万人が訪れた。(山本洋子)

(2013年12月15日朝刊掲載)

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