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原発労働者の実態切り取る 広島市安佐南区で写真展

 原子力発電所で働く人々に長年カメラを向けてきた報道写真家樋口健二さん(76)=東京都=の写真展が、広島市安佐南区八木のカフェ・テアトロ・アビエルトで開かれている=写真。18日まで。

 1970年代から撮りためた中から約60点を展示。福井や福島で原子炉建屋内の拭き掃除などをする労働者を追い、台湾など海外でも取材。事故時だけでなく、通常の運転でも避けられない被曝(ひばく)に目を向けている。

 アビエルト店主の中山幸雄さん(68)は「非常に早い時期から原発の実態に迫った貴重な記録」と話している。無料。

(2013年12月15日朝刊掲載)

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